STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

認知症ケア × 人材育成

介護は専門性の高い特別な仕事。
誇りと自信を持って挑戦してほしい

  • 認知症ケア担当
  • 2008年入社岩瀬美菜子

01

自分の天職、
「介護」の現場で出会った、
認知症ケアとターミナルケア
という生涯のテーマ

私は子育てが一段落し、40代を迎えた時、これからの人生で長く続けられる仕事は何だろう、と模索していました。そんな時、友人がホームヘルパー2級の資格を取って働き始めたのをきっかけに、私も有料老人ホームでケアスタッフとして働き始めました。そこで、さまざまなご入居者さまと触れ合ううちに、私はあっという間に「この仕事は私の天職だ!」と思うほど好きになってしまいました。そのホームで2年ほど働いた頃、この仕事を長く続けるなら、今とは違う環境で経験を積んでみたいと思うようになり、その時に興味を惹かれたのが、当時、他とは違う理念で有料老人ホームを次々と立ち上げていた当社でした。そして、ちょうど私の家のそばで当社のホームがオープンするということを知り、ぜひオープニングスタッフに加わりたいと応募し入社を決めたのです。

私は介護を一生の仕事にしようと考えていたため、ケアスタッフとして将来も継続してやっていきたいテーマを探していました。そこで出会ったのが「認知症ケア」でした。認知症の方は大声を出したり、突然怒り出したり、一見不可解な行動に見えることもありますが、その方の思いを想像して関わることで、気持ちが落ち着いていくことがあります。勉強をすればするほどいろいろなことが分かり、現場で対応していくたびに新しい反応と結果が現れるのです。私は、そうやって認知症の方の状況が改善されることがとても嬉しく、このテーマにずっと取り組んでいきたいと思いました。

そして、もう一つのテーマが「ターミナルケア」※です。それは、私がケアスタッフとして働いている時、末期ガンで苦しまれたご入居者さまをお見送りするという体験から生まれた想いでした。ホームのほとんどのスタッフが会議のために出勤した日のこと。その方は最後のお食事の介助をさせていただいた後も、医師の予想よりも数日長く過ごされたのですが、会議が終わって看護スタッフが確認に行った時に「脈が弱くなられたので皆さん集まってください」と声がかかりました。その時、ご家族さまとその日に集まったスタッフ全員が居室に集まり、お見送りすることができたのです。私は、そのご入居者さまはきっとホームの皆と逢いたくて、ほとんどのスタッフ全員が集まったその日、その時間まで待ってくださったんだ、と深い感慨を覚えました。ターミナルケアは、ご入居者さまにいかに穏やかに、その人らしく幸せに旅立って頂けるかという取り組みであり、その場に立ち会えることは私たちの責任でもあり、誇りでもあると思うのです。

※ターミナルケア: 終末期を迎えるご入居者さまへの医療・看護・介護を指し、身体的苦痛を和らげ残された人生を充実させることを重視するケア。

02

曖昧だった介護の取り組みや
成果を数値化し、
だれでもひと目で分かる
システムに変えていく

私はホームでさまざまな経験を積みながら、介護福祉士、認知症ケア専門士などの資格を取る中で、やがて若いスタッフにご入居者さまへの接遇を指導する育成支援の仕事に強い興味がわいてきました。前職でデパートの販売員をやっていた経験から、接遇がご入居者さまとの信頼関係を築く上で最も大切だと感じていました。そして、今、自分が勉強している認知症ケアやターミナルケアの分野でも、スタッフのスキルアップになると思ったのです。

そして今から4年ほど前、本社の人財開発部の教育課に配属。その2年後、認知症ケア担当になることができました。さらにその時、当時の部長から「あなたのやりたいこと、この会社に必要だと思うことは何でも提案してください」と励まされ、大きな責任を感じると同時に、必ず当社のケアスタッフを業界のトップにするんだ、という意欲がわいてきました。それからの私は、時間さえあれば可能な限りさまざまな所で開かれている一般の研修やセミナーに参加し、さまざまな文献や情報を手に入れながら勉強し、認知症ケアとは何か、当社のスタッフに何を伝えてくべきか、皆が興味をもって取り組める教育研修を組み立てることに一生懸命でした。

認知症の基礎知識や対応の仕方などの基本的な研修を行う中で、私が今最も力を入れているのが、認知症ケアコミュニケーションの「5原則」と「3つの心がけ」です。これはケア主任・副主任から看護主任、ホーム長、栄養士、事務スタッフ、本部スタッフまで、職種を超えて全員が同じ考え方で取り組んでいくことをマニュアル化し徹底していくものです。ここに表されていることは何も特別なことではありません。しかし、実際に認知症の方と接した際にきちんと対応するのはとても難しいことです。だからこそ、この認知症ケアコミュニケーションの意識が当社のすべての人に浸透したら、当社の介護の現場はもっと良い姿に変わっていくに違いありません。

03

セクションを超えて、社員全員が
共通意識を持つことで、
SOMPOケアネクストが、
認知症ケアで日本一の会社になる

介護スタッフの仕事において最も大切なものは、ご入居者さまを観察する能力だと思っています。特に認知症の方の場合は、ご本人さまが話されている内容以上に、表情を見逃さず、何を感じているかを見極める力が求められます。私たちは研修でも「表情を見ましょう」と指導しているのですが、毎日のケアの現場でご入居者さまが、どんな時にどのような表情をされたのか、これまでは皆でデータとして共有できないという問題がありました。

私自身、データから物事を論理的に分析したり仕組みを作っていくことはあまり得意ではありませんが、これからはホームの現場で得られた日頃の成果を可能な限り数値化して、さまざまな介護の取り組みをシステム化していくことが必要だと思っています。例えば、医療の現場では、診断や治療のプロセスを目に見えるデータで示すことで、その後も適切な対応を取ることができますが、今までの介護の現場では「頑張ったおかげで元気になりましたね」などといったアナログ的な表現で語られてきました。私は介護の現場で、一般のケアスタッフが「この対応をしたら、このデータがこれだけ改善しました」と、取り組みの結果が数値で説明できるようになれたらいいと考えています。ご入居者さまの体力、リハビリの経過、一日の表情の変化、参加されたレクリエーション、食事…など、すべての分野のデータを紐付けて総合的な点数評価などにできれば、ご家族さまにも「認知症の点数がこれだけ変化しましたよ」とだれが見ても分かるような具体的な説明することができます。このように日々のケアのいろいろな記録や成果がデータ化されることで、介護の専門性はさらに高くなります。それによって、ケアスタッフは「自分たちの仕事はだれにでもできるものではない、ちゃんとした知識や経験がなければできない仕事なんだ」という誇りも生まれます。

私の夢は「介護という職業を、日本の子供たちの憧れの職業にする」ことです。その夢の実現のためにも、当社のスタッフのだれもが自信を持って、介護という仕事を楽しんでほしいのです。そしてSOMPOケアネクストのさまざまな取り組みが、日本の介護の新しいスタンダードになれば、さらに若い世代の人たちが私たちの仕事に憧れてくれると思っています。

SCHEDULEスケジュール

  • 09:00

    出勤
    メールの確認、TODO確認
  • 10:00

    研修資料や各種企画書の作成
  • 11:00

    商談、ミーティングなど
  • 12:00

    休憩
  • 13:00

    研修
  • 17:00

    ミーティング
  • 18:00

    退社