STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

介護への情熱 × チームケア

多くの仲間の力を借りながら、
新しい自分になれる仕事

  • ホーム長
  • 2008年入社広岡由枝

01

私一人の面接に
何時間もかけてもらった誠意と、
介護への熱い情熱。
その感動が、私の仕事の原点

私は専業主婦だった十数年前、育児の合間にボランティアで在宅訪問介護のお手伝いを始めたのをきっかけに、将来にわたって介護を自分の仕事としたいと思うようになりました。その後、子供が大きくなり時間が取れるようになるとヘルパー2級を取得し、グループホームで6年半ほど働きました。そこで介護福祉士とケアマネジャーの資格を取り、これまでとは違う環境で新しい経験を積みたいと思い、多様なご入居者さまと触れ合える有料老人ホームへの転職を考えました。

私は有料老人ホームがどういう場所なのかまったく知らなかったので、まずいくつかの施設に問い合わせ事前の見学を申し込みました。多くのホームは、見学時間が30分程で一通り説明をしていただく程度で、中には電話で問い合せた時点で断られたホームもありました。そんな中、当社では、ホーム長が自ら案内に立ってホームでの仕事内容や理念などを2時間以上かけて丁寧に説明してくださいました。その対応の丁寧さに心を打たれ「面接をするなら当社だけ」と決めていました。そして面接を受けた際にも、採用担当の方と2時間、統括の方と50分、さらには社長面接でも20分以上、見学を含めるとトータルで5時間以上も私一人のために時間を割いて丁寧に対応してくださったのです。そんな当社の介護にかける情熱や考え方に共感し、入社を決心しました。

入社後に配属となったホームでは、私の他に3人の先輩ケアマネジャーがいて「これならゆっくり勉強できそうだな」と思っていたのですが、当時のホーム長から「副ホーム長として経験を積んでみないか」と相談を受け、自分がイメージしていた働き方と違ったため、ちょっと戸惑いました。しかし、その時も副ホーム長がもう一人いたため、「その人に教わりながら施設介護のことをじっくり勉強すればいい」と思い直し、新しい仕事に挑戦する気持ちがフツフツと沸いてきました。それまで私は、小規模なグループホームでの経験しかなかったので、多様なセクションに経験豊かな人たちがいる当社なら、たくさんのことが学べると感じたのです。

02

コミュニケーションが緊密で、
スタッフの気持ちが通じ合い、
働きやすくモチベーションの
高いホームをつくりたい

入社2年後、南浦和のホームのオープンに伴い、それまで一緒に頑張ってきたもう一人の副ホーム長が新ホーム長、私が副ホーム長としてセットで異動することになりました。二人とも新しいホームの立ち上げは初めてでしたが前ホームでの経験を振り返りながら、ご入居者さまやご家族さまが不安を抱かない、親しみやすいホームづくりを目指しました。当時の私は副ホーム長の立場で、気心の知れたホーム長と自由に仕事をしていましたが、その1年後にホーム長が統括にステップアップした時、今度は私がホーム長に推挙されたのです。その時、私は「人に助けてもらわないと仕事ができない私が、リーダーとしてやれるだろうか」という不安がありました。しかし、それまでホーム長と苦労を共にして立ち上げ、運営も軌道に乗ってきた時期に他から新しいホーム長を迎えるより、私がホーム長になった方がいろいろな面で安定するのではないか、と思い切って引き受けました。しかしホーム長として働き始めると、改めて責任の重さを感じざるを得ませんでした。ホームでは、ご入居者さまお一人おひとりの生活に関わることや毎日のように起きるトラブルなど、すべてホーム長の責任の下で解決していかなければなりません。

私はホーム長として、そうした重責を果たすにはホームで働くすべてのスタッフの想いが一つにならなければならない。ホーム内のさまざまな情報が一人ひとりに共有される環境にすることが最も重要だと考えました。そのためには、ケア主任やキッチン主任、看護主任、クリーンスタッフ、ケアマネジャーなど、すべてのセクションリーダーたちが中心となって、全スタッフが緊密なコミュニケーションを取らなければなりません。隔週ごとに開かれるリーダー会議で取り上げられた内容から毎日の連絡ノートや日誌に書かれていることまで、全スタッフが確認し共有することで、ご入居者さまの状況、スタッフが抱えている問題なども常に周知できます。そこから各スタッフは自分の考えや意見をいつでも仲間や上司に提案できるようにし、それがホームの改善につながればスタッフの責任感やモチベーションは高まります。私は、そんな風にホームで働くだれもが周りの仲間が協力し合い、助け合い、楽しく仕事ができる環境が作られることで、私もスタッフも、そしてホームも成長できると思っています。

03

すべてのスタッフが
互いに助け合うことで、
日々の苦労や葛藤が、
やがて大きな歓びに変わっていく

数年前、オープン時から当ホームで過ごされていたご入居者さまが、入院中の病院でご逝去されたことがありました。その方は、病気のために身体の痛みが激しく、ベッドに寝たきりの状態で、寂しさも手伝って、次第に我儘になり、当ホームに来られる前はいろいろなホームを転々とされていました。私はご本人さまとご家族さまのお気持ちを伺った上で、当ホームでお引き受けすることを決めたのですが、やはり当初はご本人さまのお気持ちに身体の状態が追いつかず、スタッフが戸惑うような問題が起きました。しかし、そんな中でも各スタッフは協力して、毎日根気よくお話をしたり、時にはあまり参加されなかったイベントやレクリエーションなどにも積極的にお誘いするうち、気の合うご入居者さまやスタッフもでき、どんどん明るくなられたのです。ただ、その後も入退院を繰り返し、ある時、やっと退院できるという日に病院で骨折し、それが原因で感染症を起こし急にお亡くなりになりました。

私やスタッフはとても悲しみましたが、その後、ご挨拶に見えたご家族さまが「このホームで過ごすことができて母は幸せでした。病院では最後まで、家ではなく『ホームに早く帰りたい』と楽しみにしていたんですよ」とおっしゃり、「本当にありがとう」と私を抱きしめてくださったのです。ホームに入られた当初は、スタッフもその方への対応に戸惑ったり悩んだりする中で、スタッフ全員が気持ちを一つにして取り組むことで少しずつ笑顔を取り戻していただけるようになり、最期の一時期を私たちのホームで穏やかに過ごしていただけたことは、私やスタッフにとってかけがえのない思い出となっています。

介護の仕事は、厳しさや苦労に直面することも多くありますが、スタッフ同士が力を合わせることで今までできなかったことが少しずつできるようになり、歓びも増えていきます。だから私は、経験者でも初心者でも、入社してきた人にはまず「一緒にやりましょう」と声をかけるようにしています。ホームの仕事は一人ではできません。たとえ一人の力は小さくても、皆の力が一つになれば、より良いホームを作る大きな力に変わっていくのです。

SCHEDULEスケジュール

  • 09:00

    出勤
    朝の申し送り、ワークスケジュールの調整など
  • 09:15

    事務所、1階共有部分の清掃
  • 09:30

    書類整理、館内巡回、ご家族様対応
  • 11:30

    検食、ダイニング準備など
  • 13:30

    休憩
  • 14:30

    面接、見学、連絡調整、ご家族様対応など
  • 16:00

    ミーティングなど
  • 17:00

    夕方の申し送り
  • 17:15

    検食、ダイニング準備など
  • 18:00

    退社