STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

アクティブシニア × 仲間

介護のことを何も知らない主婦が、
50代で見つけた幸せな仕事

  • キッチンスタッフパート
  • 2011年入社花村洋子

01

専業主婦歴30年の私が
初めて出会った、
介護の仕事の
「驚き」と「楽しさ」

「ずっと専業主婦をしてきた私にできることってなんだろう?」…今から5年ほど前、離婚して収入を得たいと考えていた時、息子がネットで見つけてくれたのが当ホームのキッチンスタッフの募集でした。私はこれまで30年以上、一度も働いたことがなく、どんな所で働けるか不安がありましたが、施設の厨房で食事の支度や手伝いをするなら、当時50代後半だった私でも「大丈夫だろう」と軽い気持ちで応募したのです。

しかし、私にとって当然ながら老人ホームも介護の仕事も初めてで、ご入居者さまの食事がどういうものかまったく知らず、最初はすべてが驚きの連続でした。「誤嚥」とか「刻み食」「軟菜食」という用語も初めて知り、包丁で食材を極細まで刻み続け、そこにとろみを付けて成形する作業をした時、「こういう食事を必要とされる人がいるんだな」と、改めてホームがどんな場所なのか知ることになりました。特に、軟菜食であっても、ご入居者さまが「食べたい」という気持ちになれるように、おかずを美しく整える作業は難しく、慣れるまでに時間がかかりました。現在ホームにいらっしゃる70名前後のご入居者さまの全員分の食事量の多さと、ご入居者さまによって異なる食事形態を覚えることも私にとっては大変なことでした。またさらに、その食事形態はご入居者さまの状態によってケアマネジャーから毎日のように変更の指示があり、その準備や対応にも苦労しました。

そんな風に、私がイメージしていた施設のキッチンの仕事とまったく違い、最初は戸惑うことも多かったのですが、慣れない私を先輩や仲間が嫌な顔一つせずに指導してくださり、徐々に業務を覚えていくうちに毎日の業務が面白くなり、いつのまにか一生懸命になっている自分がいたのです。

02

20~70代まで幅広い世代の、
気心の知れた仲間たちとの
刺激的な毎日

現在、キッチンには11人のスタッフがそれぞれシフトに沿って働いています。その中で最年長は72歳で、ものすごく元気な方です。その次に私を含めた60代のスタッフが数名いて、40代~20代の幅広い世代の女性スタッフが中心となって、とても活気のある職場です。毎日、いろいろな会話が飛び交い、全員がとにかく明るく楽しい。私は8時間のフルタイムで働かせてもらっていますが、毎日身体を使っている割には、これまで一度も辛いとか辞めたいと思ったことがありません。それは、今働いているスタッフが皆、それぞれ自分の役割が分かっていて気心の知れた仲間になっているからだと思います。

ただ、そうしたキッチンスタッフの関係が良いだけで、ホームの仕事がスムーズにいくわけではありません。特に私たちが改善していかなくてはならないのは、ケアスタッフやケアマネジャーとのコミュニケーションです。例えば、その日にご入居者さまの食事形態が変わったことを、ケアスタッフと共有できていない…。あるいはケアマネジャーからキッチンスタッフに変更の連絡があってもケアスタッフが把握していない…など、めったにないことですが、こうした情報の確認ミスは私たちキッチン側、ケアスタッフ側の負担が増えるので、お互いが手を抜かずに何度も確認することが必要です。キッチンスタッフの中には、ケアスタッフとあまり話をしたことがないという人もいますが、私は何でも話せる性格なので率先してお互いの距離を近づけられる存在になれたらと思います。

03

自分を健康にしてくれた
ラッキーな仕事。
今のまま、少しでも長く続けたい

キッチンでは、メインの主菜、副菜、ご飯やお味噌汁など、それぞれ担当が割り振られますが、その中で私はメインのサポートや、全体の作業がスムーズにいくように進行をまとめる役割になっています。また毎月、本社から送られてくるメニューをスタッフで確認し、毎日、発注された食材をチェックし、その日の食事がきちんと提供できるか確認します。季節によってはイベントやレクリエーション用のメニューなども含まれており、そういう時は私たちキッチンスタッフも、ダイニングに出てご入居者さまのサポートをすることもあります。つい最近も「鶏鍋」のメニューがあり、ご入居者さまのテーブルで食事のお手伝いをしながら、「いい味だね」とか「今度は自分の故郷の鍋が食べたい」といった言葉も聞きました。そんな風にご入居者さまとお話をする中で、「今日のお料理は、美味しかったね」と言ってくださるとすごく嬉しいですし、反対に「今日のお魚はちょっと冷めて固かったわ」と言われると申し訳ない気持ちになります。どんな時も温かいものは温かく、美味しい状態でご提供したいのですが、数量やメニューの種類によっては難しいこともあり、そこは毎日の工夫や努力次第だと思っています。

そういう意味で、私は日々変化に富んだこの仕事に出会えてとてもラッキーだなと思っています。主婦の頃は、どこへ行くにも車を使っていた私が、今では毎日、立ち仕事で動き回り、おかげ様で足腰も丈夫になって、ものすごく健康になりました。お休みも週2日と希望休も取れるので、自分の好きなことをやれる時間もちゃんと取れるし、身体が続く限り少しでも長くお世話になりたいと思っています。何しろ、60歳を過ぎた私が、このホームのキッチンではまだ中堅なのですから。

SCHEDULEスケジュール

  • 06:00

    出勤
    朝食準備
  • 07:30

    朝食提供
  • 08:00

    片付け
  • 09:00

    申し送り

    ケアマネジャーとご入居者さまの朝食のご様子を共有

  • 09:30

    昼食準備
  • 12:00

    昼食提供
  • 12:30

    片付け
  • 12:45

    休憩
  • 13:30

    納品作業
  • 15:00

    退社