STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

家庭との両立 × やりがい

看護スタッフとして、一人の人間として、
信頼され成長できる、誇りある仕事

  • 看護主任
  • 2015年入社安藤枝里

01

病院勤務では経験できなかった、
介護施設の看護スタッフの
責任とやりがい

私は看護の専門学校を卒業した後、国立病院の整形外科病棟に約3年勤務し、結婚を機に今の住まいに引越してきました。次は夜勤のない環境でもう少しゆったりと仕事のできる所がないか、と探していたところ、当ホームが看護スタッフを募集していることを知ったのです。最初は、以前と同じような病院も視野に入れていたのですが、一度、介護施設を経験するのもいいと思い応募しました。そして、面接をしてくださったホーム長が熱意のある方で、その時に「自分の親を入れたいと思えるホームを目指している」という想いを聞き、とても共感し入社を決意しました。

入社前、私は介護施設での看護スタッフの仕事とはどういうものか、あらかじめ前任の看護師とホーム長に教えていただいていたのですが、実際に働いてみて、これまでの病院勤務とは違う役割と責任があることを知りました。病院では、目の前の患者さんのために、常に医師の指示に従った適切な対応が求められます。さらに夜勤などもあって体力的にも厳しい面があります。その一方、ホームではご入居者さまお一人おひとりの体調や病状の変化に対し、私たちがその場で判断しなければならないことが多くあります。例えば、転倒された方がケガをした際、「すぐに医師の診断を受けた方が良いか」「まずは応急処置をして様子観察をしてから医師に報告した方が良いか」…、まず私たちが判断をして、その後に適切に対応することが求められます。つねに医師がそばにいる病院では、看護スタッフがこうした判断をすることはなく、私はホームの看護スタッフがとても大きな責任を担っていることを実感したのです。

かつて私もそうでしたが、世間一般には「看護師は大手の病院でバリバリ働くのが格好いい」といったイメージがあると思います。しかし私は、実際にホームで働いてみると、介護施設の看護スタッフは高齢者医療の深い知識と自ら判断し行動する能力が求められる、とてもやりがいの大きな仕事だと実感しています。

02

より質の高い介護のために
求められる、
看護スタッフと
ケアスタッフの連携と信頼

私たちは今、当ホームで過ごされている70名のご入居者さまの体調や病状を把握し、お一人おひとりが毎日変わりなく生活できるように健康管理をしています。その中で、特に注意を要する方、体調が変わりやすい方に対しては、ホームでは看護スタッフとケアスタッフの緊密な連携とコミュニケーションがとても重要です。例えば、夜に体調が急変するかもしれない方に対し、夜勤のケア責任者に「夜中に熱が出るかもしれないので、寝る前に熱を測ってほしい」ということから、「熱が何度になったらどうするか?クーリングするのか、解熱剤を飲ませるのか、状態によっては医師に連絡するのか…」といったことまで細かく申し送りをします。

またある時、私たち看護スタッフが主導してご入居者さまの「食前薬」を減らそうという取り組みをしました。ご入居者さまの中には似たような薬を何種類も服用されている方や、症状が改善されているのに服用を続けている方もいます。ご入居者さまの身体の負担を少なくするために、医師の指導のもと「食前薬」を減らすことにしたのですが、ケアスタッフが毎日目を通す日誌にその変更内容の記載を忘れてしまいました。ケアスタッフは何も知らないために、食事提供の時に混乱が起きてしまったのです。ケアスタッフは夜勤も含め、つねに多くの仕事を抱えており、看護スタッフからの依頼内容が、具体的で分かりやすくなければきちんと対応することはできません。

私はこうした経験を通して、ホームでは看護スタッフとケアスタッフの意思疎通と信頼関係がなければ、より良い介護はできないこと。さらに看護スタッフとケアスタッフが同じ目線でお互いの仕事や立場を理解し、もっとコミュニケーションを深めていくことがとても重要だと痛感しました。ケアスタッフに「なぜその薬を変えるのか」「なぜその処置が必要なのか」といったことをきちんと理解してもらうには、伝え方や気配りが必要です。その上で、ケアスタッフの皆から「この人なら信頼できる」という存在になれたらいいと思っています。

03

ご入居者さまとの
深い関わりから見えてきた、
看護スタッフとしての
働き方と未来

入社して約1年。私は当初、新しい環境に慣れることに懸命でしたが、いろいろなことを経験するうちに、今ではホームで求められる看護スタッフの役割を多少なりとも余裕を持って考えることができるようになってきました。そしてつい最近、看護主任を任された時には、ご入居者さまのために他のスタッフと協力して取り組んできたことが少しずつ実ってきたのかな、という嬉しさと同時に責任も感じるようになりました。

そんな中で、私が目指しているのはご入居者さまからもっと気軽に声をかけていただける看護スタッフです。私たち自身も、ケアスタッフと同じように、ご入居者さまの毎日の生活に寄り添うことで、もっと心を開いて話していただけるようになれば、その方にとってより良い健康管理につながります。そして看護スタッフとケアスタッフがそれぞれの仕事や立場を理解して、何でも相談できる関係ができれば、ご入居者さまの身体や心の変化など、大事なことを見逃さない介護につながると思うのです。

そうした環境を築いていくためにも、私自身もこれからは介護の知識をもっと深めたいと考えています。例えばこれからのホームに求められる認知症ケアについても勉強したいし、SOMPOケアネクストが取り組む新しい介護の研修にも積極的に参加したい。介護の仕事の多様さを知ることでケアスタッフとの共通理解も深まり、ケアスタッフにも高齢者医療についてもっと関心を持ってもらえると思っています。

私は今、ご入居者さまお一人おひとりの毎日を見守り、少しでも長く健康に過ごしていただくホームの看護師の仕事に誇りを感じていますし、人間的にも成長できたと感謝しています。将来は、この貴重な経験を活かして、介護を含めた施設看護スタッフの人材育成など、興味のある分野を視野に入れて考えていきたいと思っています。

SCHEDULEスケジュール

  • 09:00

    出勤
    眠前薬の残薬チェック
  • 09:30

    夜勤申し送り
  • 10:00

    朝食後薬の残薬チェック、食間薬の与薬、バイタルサイン測定
  • 11:00

    内服薬のセット、昼食後薬を
    ダイニングへ届ける
  • 12:00

    昼食時の館内巡回
  • 13:00

    休憩
  • 14:00

    昼食後薬の残薬チェック
  • 15:00

    食間薬、点鼻薬の与薬
    医師との内服薬の相談
  • 16:00

    ご入居者さまの体調確認
  • 17:00

    日勤申し送り
  • 17:30

    1日の記録
  • 18:00

    退社