STAFF INTERVIEWスタッフインタビュー

主婦 × 長く働ける環境

介護の喜びを広げ、深めてくれた、
ご入居者さまの笑顔とスタッフの思いやり

  • ケアスタッフパート
  • 2002年入社浅田容子

01

3日で辞めようと思った仕事が、
もう14年。
あるご入居者さまとの出会いから
広がった介護への想い

当ホームがオープンする時、下の子供が小学校の高学年になったので、そろそろパートで働こうかなと思い面接を受けました。もともと人と関わる仕事がしてみたかったので迷わず介護の仕事を選んだのですが、出勤初日にはもう「3日で辞めよう!」と思いました。それまで私は介護のことは何も知らなかったので、初めてご入居者さまの排泄介助のお手伝いをした時に「これは思っていたより難しい仕事だな」とショックを受けました。また最初に私を指導してくださったスタッフの方も大ベテランで、階段を二段抜きでササッと登られるほど動きも素早く、何でもテキパキと指示される厳しい方でした。私は言われるがまま、夢中で初日を終えると身体はクタクタ。気持ちも萎えて、「とてもついていけないわ」と諦めかけたのですが、何も経験のない私をせっかく採用してくださったのだから、とりあえず3週間は頑張ってみようと思い直しました。

そんな私の気持ちを変えたのは、お部屋で食事介助を受けている、一人のご入居者さまでした。その方は食べられるメニューも限られ、少しでも食べることのできるお蕎麦をお持ちすると、いつも涙を溜めて「寂しい」とおっしゃいます。私はその方が少しでも明るくなれるような話をしたいと思い、「ご出身はどちらですか」と聞くと「北海道よ」と答えてくださったので、私が知る限りの北海道の話をしました。私は次の日もその方と話の続きをしようと、家でその方の故郷の食物や民謡などを調べてお話をすると、「そうそう。でも、あなたがなぜそんなことまで知っているの?」と笑顔で話してくださり、「あぁ、喜んでいただけたなぁ」と感じ、とても幸せな気持ちになったのです。その後も、「あなたが来てくれるのが楽しみだわ」と言ってくださるようになり、辛いと感じていたいろいろな仕事がいつの間にか楽しいものに変わっていったのです。

02

1日1回、大笑いして
幸せになれる時間がある。
それが私の元気の源となり、
やりがいに変わっていった

私が働き始めて数年後、当ホームでも新たな介護の理念のもとで、20代前半の社員スタッフが中心となってホームをより良いものにしていこうという取り組みが始まりました。特にイベントやレクリエーションなど、どうしたらホームで暮らすご入居者さまに喜んでいただけるか。毎日のようにミーティングを開き、社員がさまざまなアイデアを出しながら実行に移していくのですが、私はそうした取り組みにすごく魅力を感じ積極的に参加しました。夏の納涼七夕祭りや流しそうめん、秋の運動会や暮れのX’masパーティなど、すべてスタッフの手作りで用意され、ご入居者さまもイキイキとした顔で参加してくださいました。運動会では、今まで大人しかったご入居者さまが急に「負けないぞ」と張り切られたり、パーティで昔習ったダンスを始められたり、いつもと違う表情が見られます。こうしたイベントやレクリエーションの取り組みは、今でも新しいアイデアを取り入れて定期的に行われており、ご入居者さまの元気な姿を見ることで、私たちケアスタッフも嬉しくなって元気をもらえるのです。

当ホームで働き始めてから、あっという間の14年。最近は、毎日「あっちこっちが痛い…」と呟く年齢になり、家族も「もうそんなに頑張らなくてもいいんじゃないの」と言ってくれます。でもこの仕事は、続けていると1日に1回は楽しく幸せになれる瞬間がある。だから、どんなに疲れても「今日も来てよかった。明日も来よう」という気になるのです。もちろん失敗したり、ご入居者さまからお叱りを受ける日もありますが、そこを反省し、改善し、いつも新しい気持ちで取り組めば、またご入居者さまから「ありがとう」と言っていただくことができ、救われるのです。私は今日まで、その繰り返しでやってこられたと思っています。

03

介護は一人の力では
できない仕事。
思いやりにあふれた
チームスタッフに感謝

私は以前、家族が体調を崩した時に2ヶ月ほどホームを休んだことがありました。その時、一度現場を離れたことで、気持ちが妙に静まってしまい「今度こそ、このまま辞めよう」と思ったことがありました。その時、当時のホーム長に相談すると「このホームに浅田さんはなくてはならない存在。だから気持ちが戻るまでいつまでも待ってますから」と言ってくださり、とても嬉しく感じました。それ以後も、なかなか本心から復帰したいという気持ちにはなれなかったのですが、そんな時、家でぼんやりと過ごす私を見て家族が「もう家の方は心配いらないから、仕事に戻ったら?」と背中を押してくれたのです。そして、ホームのスタッフに「この日から復帰します」とメールを送ると、「待ってました!」「戻って来てくれてありがとう!」「また一緒にできるね!」という歓迎の言葉が返ってきて、心から幸せを感じました。また、ホームに戻った時には、顔なじみのご入居者さまが「あら、帰ってきたの。嬉しいわ」と懐かしそうに温かく迎えてくださったことは、私にとって最高の喜びであり財産となりました。

介護について何も知らない私がパートで入り、ヘルパー2級を取って、4年前には介護福祉士の資格も取得できました。今後はケアマネジャーやケアスタッフ育成の道もあると言われていますが、私は今までと同じようにスタッフとともにご入居者さまと関われる現場がいちばん好きです。この仕事は、最初は何もできなくても、ご入居者さまに対して自分の得意なことが何か一つでも活かせれば、必ずやりがいが見つかり成長できます。そして自分が笑顔で仕事ができれば、ご入居者さまやスタッフにも笑顔が増えていく。長く続ければ続けるほど、そんな喜びが広がっていく。あと何年でも、私が健康である限りこの場所で働き続けたいと思っています。

SCHEDULEスケジュール

  • 09:00

    出勤
    申し送り
  • 09:30

    お茶提供
  • 10:00

    レクリエーション
  • 11:00

    ダイニングご案内
  • 11:30

    昼食提供
  • 13:00

    休憩
  • 14:00

    ご入居者さま対応

    ※口腔ケアや排泄介助など
     時にはナースコールでお話しすることも

  • 15:00

    おやつ提供
  • 16:00

    1日の記録
    退社